2023年マジで良かった曲たち(日プ女子・声優・アニソン・アイドルetc…)
2023年も本当にいい曲がいっぱいあって幸せだったな~!
というわけで振り返っていきますという記事です!(導入が雑) )
埋め込んでるリンクたちは基本的には公式YoutubeのMV・ライブ映像等
音楽的知識もあまりないし耳もクソ雑魚なので間違って言及している部分とかはご容赦くださいね!!!
- 2023年最高に良かった曲たち
- 日プ女子(PRODUCE101 THE GIRLS)関連
- 声優・アニソン関連
- 鈴がなる日/三森すずこ
- 体温/坂本真綾
- Anything you wanna be/坂本真綾
- 詩超絆/MyGO!!!!!
- Rain of BulletsXX/HY:RAIN「黒金 蓮(CV.芹澤 優)、唐林青葉(CV.高瀬くるみ)、唐林絃葉(CV.久保田未夢)、氷海菜花(CV.高柳知葉)、苗川 柔(CV.香里有佐)」
- My Own Story/鈴木みのり
- SWEETEST BITE/シーズ
- JUNGLE FIRE feat. MOTSU/芹澤優
- Choir 'S' Choir/Ave Mujica
- …and Rescue Me/Rainy。
- 眠らされたリネージュ/JUNNA
- ホワイトノイズ/Official髭男dism
- 地球儀/米津玄師
- BLUE CYALUME/安月名莉子
- REALiZE/LiSA
- 青く、青く/藍井エイル
- アイドル関連
- その他
2023年最高に良かった曲たち
日プ女子(PRODUCE101 THE GIRLS)関連
LEAP HIGH!~明日へ、めいっぱい~/PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS
作詞:Kanata Nakamura・KINSHA
作曲:Oneway・AllThou・WABLE・FLORA
昨年の10月から3か月にわたって配信されていた「PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS」のテーマソング
自分は元アンジュルムの笠原桃奈さんが出ると聞いてこの映像を見たんだけどLyricのところに「Kanata Nakamura」って時点で、はい好き確定ってなったのが懐かしい。 (というか前の記事が2年以上前のハロプロ初ライブの感想でそこで笠原桃奈さんについて触れてて草生える)
SEASON1のツカメから作詞担当されてるけど、少女時代のGee日本語版の作詞でデビューされてるからその辺りの御縁なのかな~
スタァライトとかで物語の解釈と比喩が素晴らしい印象があったので、それと比べるとこの曲はめちゃくちゃストレートな歌詞だと最初は感じてた。
けどそれが本当に良くてPODUCE101のEPが進むごとにこの歌詞がグサグサと刺さってくる。
特にファイナルで披露されたときの「私を見つけたこと 決して Comin’ up in up higher 後悔させないわ」「あと一歩 きっともうすぐなの」ってフレーズでは泣きそうになった。
曲のサウンド面でいくとイントロ部分が特に好き。一番最初のレコードの針が落ちるようなエフェクトで入るところとか 「One, two, three, leap high!」の後に上昇していくシンセベースの部分が好き。
未来へ希望を抱いている練習生たちの気持ちみたいだな~と感じられて胸に響く……
しかしクレジット見て思うけどK-POP系はほんとコライト多いな。
あとはダンスが曲の核になるから振付がいい曲が多いイメージ。
そしてサビラストの「Leap High Leap High」で腕を突き上げながら前後にステップ→ジャンプの振付は
みんな輝きすぎて、おじさんにはあまりに眩しすぎる……!!!
デビューしたのは11人だったけど、番組に参加してくれた96人みんな、最高のアイドルだったよって伝えたい……!!!!
&ME/NALALA
作詞:HASEGAWA, Jung Hohyun(e.one), Ondine, BYMORE
作曲:Jung Hohyun(e.one), BYMORE, Ondine
編曲:Jung Hohyun(e.one), BYMORE, Ondine
PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSのコンセプト評価(35人まで絞られた後)のために作られたオリジナル楽曲
「ハイッ!」っという加藤心ちゃんの敬礼から始まる壮大なサウンドいいんですわ!!!(心ちゃんの王子様みたいな衣装めっちゃすき)
転調とリズムがころころ変わる感じはアニソンっぽいな~と思いつつ、間奏でダンスブレイク入るのはやはりK-POPぽい。
Cメロの今、力いっぱい飛んで「いけ」←ここで被せ貫通するくらいの声が最高な笠原桃奈さんパートから突き抜けるような海老原鼓ちゃんのパートに繋がるの好きすぎる。鼓ちゃんはマジで高音がスカーンと出るので聞いていて気持ちいい。
他に好きなパートでいくと「倒れてもまだ飛べるよ」←この会田凛ちゃんのパートが本当に好き。ME:Iではデビュー出来なかったけど応援してます。
Butterfly→But I flyとか言葉遊び的なフレーズも素敵
TOXIC/Charm Holic
作詞:Rose Blueming
作曲:KZ, HONEYSWEAT, B.O.
編曲:HONEYSWEAT
こちらもPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLSのコンセプト評価のために作られたオリジナル楽曲
曲の世界観が一発でわかるイントロっていいですよね。個人的にはあまりK-POPに詳しくないのでこういうサウンドを聞くとお、K-POP~ってなる。
妖艶さが曲全体に満ち溢れていて、振付もしなやかで色っぽい感じがいい。
この曲で特に好きなのは高畠百加さんと高見文寧さんのボーカル。 高畠百加さんの声、本当に好きなんですよぼくは…… 想像以上もそうだけど修正入っても一瞬で誰の声かわかる声質って本当に天賦の才!
1:24~の「ジャマスルモノジャマスルモノ……Uh 邪魔するもの捨てて」のフレーズ、最高すぎて痺れる!!!
そして高見文寧、歌が上手すぎる。音程は合う声量もあるニュアンスの付け方も上手い!
この曲の歌詞じゃないけど一瞬で中毒になる声ですわ!
想像以上/PRODUCE101 JAPAN THE GIRLS
作詞・作曲:Jung Hohyun(e.one), Sophia Pae, Rose Blueming
これまたPRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS関連。デビュー評価(20人まで絞られた後)のために作られたオリジナル楽曲
時計の針が進むようなSEで隊列が徐々に開いていって弾けるSEとともに村上璃杏ちゃんが前に出てくるところほんま好き。
この曲のいいところはとにかく流れるような展開!気が付けば曲が終わってる感じ。
とにかく10人みんな輝いてるんだよな~~~~
璃杏のビジュ良い!坂口梨乃ちゃんのラップいい!劒持さんの色気!桃奈メボいけるやん!
会田凛のMyrunway、マジで輝いてる!!!心菜の笑顔!!!!田中優希はマジで足3mあるな!!!!!
百加のイッマジネッ!!!北里理桜の華やかさ!
櫻井美羽さんの「星のようDress Up ほら Make Up」のとこでコンパクトミラー開くような振付と笑顔(1:00~)、ラスサビで囲まれて踊り狂うところ(3:18~)、この世の宝です。
とにかくみんなの輝きに目移りしている間に曲が終わっちゃう。恐ろしい。
デビューした11人に文句あるどころかみんな好きなんだけど、この想像以上の10人衣装もビジュもダンスもどれも本当に良くて…… 10人でデビューしてほしかったという気持ちが抑えられない……
それくらい最高でした
声優・アニソン関連
鈴がなる日/三森すずこ
作詞:中村彼方
作曲・編曲:佐藤純一(fhana)
今年の声優曲個人的No.1
この曲は本当に全部素晴らしいんだけど、特に作詞面が大好き。
プロの技とはこういうものか……!とまざまざと見せつけられた感じがする。 特に好きなのが2番の歌詞
「心が震えるそのたびに小さな一つの鈴がなる
いつも支えてくれてるみんなの声が 背中を押して
ああ この鈴をならしてくれた
今だけ静かに 鈴 ならそう すやすや眠る姿 眺め
君の… 君のこんなにも小さな体まで 届いた温もり」
ファンからの愛が自分に伝わってそれが巡り巡って自分の子が生まれるって歌詞、男では絶対に書けない歌詞だなと衝撃だった。 そしてあまりにも美しくて素晴らしい……
三森すずこさん・作詞の中村彼方さんがともに母になったからこそ、書けた歌詞だろうな……
他にも「小さな手は」「大きな何か掴むためだった」という対比の部分も好き。
そしてこの曲で「鈴」というワードが出てくるけど、サウンド面では鈴が鳴ってないことで「鈴」とは心を動かすなにか、と想像の余地を残しているところも好きな部分
あとはラスサビの「世界は」広いと知ってからの部分のメロが微妙に変化するの本当に狂おしいほど好き!!!!
他にもイントロのD♭→C→B♭→A♭→G♭→F→E♭とベースラインが下がっていくコード進行が気持ちいい……。(クソ雑魚耳なので耳コピ間違ってても許してほしい)
それに対して「大きな何か掴むためだった」の部分ではG♭→A♭→A→Bと上がっていて高揚感が伝わってくるところも……最高です…… ライブで聴きたい……
体温/坂本真綾
作詞:岩里祐穂
作曲・編曲:古閑翔平(ユアネス)
ストリングス編曲:河野伸
坂本真綾 さんの11th Album「記憶の図書館」収録曲
Fate Grand/Order 2部後半のテーマソング「躍動」でも提供してくれたユアネスの古閑さん曲
古閑さんはメロディアスでドラマティックな展開の曲を作る人だなぁと感じる。
そこに岩里祐穂さんの作詞となれば一つのドラマが出来上がるのは自明の理
大サビの入り(唐突なその終わり方が~)で一瞬ブレイクがあってから楽器が入ってくるとこは最高にテンションが上がる。 体温1889434989523℃くらいなってまうよこれは!!!!
Anything you wanna be/坂本真綾
作詞:坂本真綾
作曲:比喩根(chilldspot)
編曲:堂島孝平
こちらも坂本真綾さんの曲 11th Album「記憶の図書館」収録曲
基本1アーティスト1曲で考えてるけど坂本真綾さんは絞りきれなかったので2曲!
歩きながら聞くと思わず歩調が弾んでしまうよな曲。 一音一音ハッキリ切るように歌っているのとドラムの軽やかさがこの跳ねる感じを醸し出してるのかな~
作曲の比喩根さんについては浅学だったから存じ上げなかったんだけどこの曲聴いたら他の曲も聴きたいって当然なるのでchilldspot勉強中です。
詩超絆/MyGO!!!!!
作詞:藤原優樹(SUPA LOVE)
作曲・編曲:横地健太(SUPA LOVE)
BanG Dream!通称バンドリシリーズの8番目のバンド
まさか自分はバンドリにハマるとは。
信頼できるフォロワーの方々が口を揃えて面白いというから見たらめちゃくちゃ面白かった!
MyGO!!!!!のいいところって展開のためにキャラが動いていないというか、このキャラならこうするだろうなって 行動が積み重なった結果ストーリーが有機的に動いていくところなのかな~ってなんとなく思った。
そうやってキャラが「生きて」いることでぶつかって、それでもバンドをやってしまう……っていう
アニメ10話とこの曲の組み合わせはあまりにも卑怯すぎる。こんなんみんな好きやろ……
楽奈のギター→燈のポエトリーリーディング→愛音がそよにベースを渡す→立希のドラム→愛音がギター弾く→そよが自分からステージに上がってペダル踏んでベースを弾き出す→燈が歌う
この流れ、あまりにも美しすぎる……これこそアニソン…… 数学界のオイラーの等式、蝶界モルフォチョウ、アニソン界のMyGO!!!!!……
Rain of BulletsXX/HY:RAIN「黒金 蓮(CV.芹澤 優)、唐林青葉(CV.高瀬くるみ)、唐林絃葉(CV.久保田未夢)、氷海菜花(CV.高柳知葉)、苗川 柔(CV.香里有佐)」
作詞:牡丹
作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)
TVアニメ「シャインポスト」のライバルポジションのユニット曲
シャインポストはマジですぐそこが聖地なので一回見ないとな~と思って幾星霜。
アニメのことはおいといて、シンセブラスマシマシのイントロ~アウトロとか00年代後半~10年代前半のアニソン感がたまらん。
Bメロのサビ前の「邪魔しないで」「阻むものは」とかサビ終わりので楽器隊のキメが入るのとかいい意味で臭くて最高! 2番Aメロでちょいダサいラップっぽいパート入るのも懐かしさを感じる。
フルで聴くと(上のYouTube動画はショートver)2:03~で飛びポイントあるのも高まる!曲中に一回しか出てこないポイントでしっかり飛べると脳汁ドバドバ出るからライブで聴きたいな~
あとはサビの『唇なぞる真っ「赤」なルージュ』この「赤」の部分でファルセットになる芹澤優パートがめっちゃいい!
この曲といいJUNGLE FIREといい芹澤優のボーカルの良さに気づいた一年だった。
BEYOOOOONDSの高瀬くるみさんが参加しているユニットなのでハロヲタの皆さんも是非!
My Own Story/鈴木みのり
作詞:坂本真綾
作曲・編曲:北川勝利(ROUND TABLE)
3rdアルバム「fruitful spring」のリード曲。
このアルバム自体が凄く名盤なんだけど、とりわけこの曲が良かった。
このアルバムを最期にフライングドッグを離脱(レーベルはもちろん、事務所もフライングドッグ主導のとこから青二プロダクションに移籍) して、本人が演技に集中したいみたいなことを方々で言っているのでキャラソンを除いた個人名義の曲はしばらく歌われなさそうだ……
音楽活動続けてくださいほんまにお願いします。Crosswalkとこの曲を生でまだ聞けてないんですよ僕は……
そんなことはさておき、楽曲としてはあまりにも真っすぐすぎる歌
最初は5周年だから振り替えるような歌詞なのかなと感じていたけど、先述した移籍の件が発表されてからはまた、捉え方が変わった。
これはきっと坂本真綾さんから鈴木みのりちゃんへの激励の手紙なんだなぁと思えるというかなんというか。
元々坂本真綾さんに憧れてFCまで入ってたような子が同じレーベルでデビューして、作詞の提供もしてもらって……という中で レーベル移籍を考えるって言うのは相当な決意だろうなと想像できるし、そんなみのりちゃんへ背中を押すようなメッセージに思えてくるんですよね(ヲタク特有の深読み)
そして北川勝利はやっぱこういう切ない曲を本当に書くのがうまい。
コーラスワークの美しさ、佐野康夫さんの軽やかだけど力強いドラム、少し泣きそうな感じすらある歌声が混じり合って本当に素晴らしい楽曲。
SWEETEST BITE/シーズ
作詞:Co-sho
作曲:小久保祐希、YAGO
編曲:YAGO
アイドルマスターシリーズの一つ シャイニーカラーズ(ブラウザゲー)通称シャニマスの中の一ユニット K-POP的なサウンドが特徴の二人組。
とにかくこの曲は聴いていて軽やかな疾走感が気持ちいい。
ギヴィッ トゥミ ギミッ モアッ←サビのここのリズムほんますき
ゲーソンとJ-POPなメロディとK-POPがいい感じに混じりあってるので K-POP苦手な人はシーズからサウンドに慣れるのがいいんじゃない?とわりかし本気で思ってる。
シーズ単独があるならいくけど一生ないからまたどっかのシャニマス周年ライブいくか……
JUNGLE FIRE feat. MOTSU/芹澤優
作詞・作曲:MOTSU
編曲:大久保薫
TVアニメ「MFゴースト」オープニングテーマ
THE・エイベックスサウンド!!!!!!2023年にこんなコテコテのユーロビートが聴けるとは。頭文字Dの系譜であるMFゴーストがアニメ化してくれて良かった。
生歌もいいし、最近芹澤優好きかも……しれん。
そしてハロプロ御用達である大久保薫さんの編曲でございます。(自分としてはアニソンで名前を知ったのでハロプロでも大久保薫さんやんけ!!!ってなった)
サビの「ジャンゴーパイヨー」の振り付けもわかりやすくてやってて楽しい!そしてmotsuさんのラップがはっきり聞き取れるし強弱の付け方が本当に良い~~~!!!
Choir 'S' Choir/Ave Mujica
作詞:Diggy-MO’
作曲・編曲: 角本麻衣 (SUPA LOVE)
BanG Dream!通称バンドリシリーズの9番目のバンド←多い
ゴシックなイラストからRoseliaと結構被る部分があるんじゃないかと思ったら上手に差別化したなぁというのが楽曲・MyGO!!!!!アニメを見ての感想。
Roseliaよりも彩度が低め・耽美・ヘヴィな感じが楽曲からも伝わってくる。
7弦ギターツイン・5弦ベースはやりすぎてて笑う。メンバーも楽器の演奏力重視で選んでる感あるから結構捻った曲が続きそう。
曲の方の感想でいくと、Diggy-MO’提供の歌詞がいい!ヒップホップ畑の人だったからこういったアニソン・バンド系に作詞提供するのは意外だったけどこれがいいんですわ。 やっぱ韻の踏み方・メロディのリズムへの乗せ方がうまいから聴いていて気持ちいい!
Ave Mujica(曲名)とChoir 'S' Choirどっちを挙げるかな~と悩んだけど、先述したとおり詞とメロの合わせ方が気持ち良かったのでこちらに(Ave Mujica(曲名)だけ作詞が違う)
あとはボーカルの佐々木李子さんが歌うめぇんですよね~~~
1:27くらいの『唇がわ「た」しを貪るの』の「た」の部分がアタック強くて破裂音みたいになってるところ、マジで上手い人じゃないと出来ない芸当だ~~!!!!
2:32~の2番サビ入る直前にサイレンのようなエレキギターのフレーズとか、3:34のうねって残響するギターとかも陰のある世界観が伝わってきていい……
あと曲そのものには関係ないんですけど!MyGO!!!!!劇場版があるとはいえ!Ave Mujica編のアニメが2025年1月は流石に遠すぎる!
…and Rescue Me/Rainy。
作詞:AZUKI七
作曲・編曲:宮崎京一、清水"カルロス"宥人
TVアニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ
作詞AZUKI七(GARNET CROW)←生きとったんかいワレ!!!!
実際これで作詞家活動再開みたいな感じらしいです。そして詞があまりにもAZUKI七
一番好きなフレーズは「‘幸福’みたいな曖昧な定義(もの)を 追いかけてここにいる」ってとこかな~。
そしてサビのメロディが細かく刻むようなリズムなのに対してバッキングのコードチェンジが白玉多めのゆったりした感じでメロディの良さがグッと引き立ってるところが凄く好き。
『二人のまま「繋がって」いたい』の「繋がって」の部分が多分D#dimなんだけどその不安定な響きが願いの切実さを上手く表現してるな~と感じられて良き。
ラスサビだけ「希望 戸惑い 彷徨う情熱 ... Rescue Me 」のとこで楽器隊がキメるものいいわ~~~ アニサマの生歌も良かったし、末恐ろしい15才だ……
眠らされたリネージュ/JUNNA
作詞・作曲:石川智晶
編曲:白戸佑輔
TVアニメ『魔法使いの嫁 SEASON2』第2クールオープニングテーマ
作詞作曲が石川智晶さんの時点で期待していたらそれ以上のものをお出しされて 狂ったようにリピートしていた曲。
今年の全楽曲でも個人的に1、2を争うくらい刺さった!
いやこれ作曲も編曲も変態過ぎませんか?メロディは上に下に移動しまくるし、後ろのストリングスやピアノはスケール外の音も使いまくって不穏さ漂わせまくるし、ドラムのフレーズもめっちゃ細かい!
そしてその根底にあるのは魔法使いの嫁という作品をきちんと解釈してフィロメラとリズベス(フィロメラの祖母)の愛憎が入り交じる感情の移り変わりを石川智晶節で表現した凄まじい歌詞!
これを曲で表現しようとするとこんな変態的な曲が出来るんだな……(褒めてます)
そしてそのヤバい曲を歌いこなすJUNNAの歌唱力もまた驚異的。
個人的にアニソンの歌詞で作品の要約で留まっているものはあまり好みものではないんですよね(それも作品に寄り添ってくれているとは思うし、さらにいうなら商業的な都合であえてそうしている場合もあるだろうけど)
作品の世界に一歩踏み込んで、その世界の行間だったりを自分の言葉で表現出来ているものこそがアニソンとして素晴らしいものだと思っているので……
そしてそれの最たるものが石川智晶さんだと思っているので、今回もやっぱり唸ってしまった。最高です。
アニソン歌詞論はおいといて、個人的に刺さったフレーズたちは↓。
「類い稀な羽を持たされ 使わずして尚も愛を乞う」 羽を持っている=羽ばたいてどこへでも行けるというのに、それでも地に這いつくばる=乞うてまで愛を求める切実さが伝わってくる。
「ドアの外になおざりにされた傘よ私は」 必要なときだけ露払いとして使われるけど、家の中=肉親として認められていない?
「鍵穴から覗いた想空が 美しい季節並べても 私の明暗はあなたの声でした」 チセたち友人達といることがどれほど幸せな世界だとしても、自分を左右するのはリズベスであることを表している?
作品をどう解釈したらこれほどまでに一つの世界を表現できるのかわからないですよぼくは……。
それほどまでに求めていたのに「何度目かの冬が教えた これ以上の愛はないだろう」と 気づいて
「あなたを最果てに連れて行くのは私」「あなたの残り火を消せるのは私だけ」と決別する決意を固めるという心の変遷を描いている様とか、 言葉の解像度が常人のそれと違いすぎる……。
この歌詞全てが素晴らしいけど自分の貧困な語彙で伝えきれない……
曲の部分でいくとサビの終わり部分である「私の幹 でした でした」のメロディーが下降していく部分が好き。リズムを後ろでとっているのもフィロメラの躊躇いを感じられていい……
「あなたの残り火を消せるのは私だけ」の部分も1番とラストで声の抜き方が違うのが心の移り変わりが伝わってきて胸に刺さる……
ダークな世界観にスパニッシュギターとタンゴで情熱的な部分が加わることで愛憎渦巻く様がサウンドでも伝わってくる。本当にこの曲は凄いんですよ…… 聴いてください……
ホワイトノイズ/Official髭男dism
作詞・作曲:藤原聡
編曲:Official髭男dism
TVアニメ『東京リベンジャーズ 聖夜決戦編』オープニングテーマ
AメロBメロを繰り返して「なるほどこういう感じの曲なのね」って思わせたところに真のサビが出現して!?!?!??!っと震える恐ろしい曲
イントロはギターのリフのかっこよさ+少し不安感を抱かせるサイケデリックなイントロのストリングスの駆け上がり/駆け下がりがフレーズが最高にいい……!
そして藤原聡さんの必死な感じが伝わってくる力強い高音凄すぎる
「運命に殴られても 痛くも痒くもないと」←ここがマジで心臓が高鳴るくらい好き
東リベは原作もアニメも見ていないので歌詞・曲調合っているかはわからないんだけど、髭男はもう絶対に合ってるのがわかってる。
米津玄師もそうだけどこんなに高いレベルで作品に合わせられるならそりゃこっちにアニメタイアップいっちゃうよな~~と思う。(それで一般アーティストにアニメタイアップが流れていった結果、90年代アニメのタイアップ曲みたいだな!?ってのが散見されるようになってきたけど)
髭男もワンマンライブ行ってみたい……
地球儀/米津玄師
作詞・作曲:米津玄師
編曲:米津玄師・坂東祐大
「君たちはどう生きるか」主題歌
作品を見て、宮崎駿の半生を勝手に想像して、ということはこの曲も……ってなって本当に何度も繰り返して聴いた。自分でも気づいてなかったけどSpotifyで今年の再生数No.1になってたくらいに聴いていた。
静かなピアノとバグパイプから、語りかけるように入る歌い出しで、一気に世界に引き込まれる。
歌詞が本当にどこも好きなんだけど特に好きなのが「この道が続くのは 続けと願ったから」っていう部分 続いて欲しいという強い願いと、実際に続けられるくらいに結果を出し続けて道を繋げてきたプロフェッショナルたちだと痛感するというか……
メロディの面だとラスサビの『飽き足らず描い「てゆく」』←ここでメロディが三連符になるところが、地球儀を回して最後に勢い良く回して終わらせる感じみたい(分かりづらい表現)で好き。
この曲が好きなところは上でも挙げた通り色々あるんだけど一番は「間」
一つ一つの言葉が胸に染みていく時間がきちんとあるなぁと。 いつか生で聴きたい。
きっと聴く度に違う面を見せるプリズムのような曲だから時間が経てば違う感想が出てくるだろうから、しっかりと噛みしめたい。
BLUE CYALUME/安月名莉子
作詞・作曲:安月名莉子
編曲:ZAQ
KADOKAWA所属のアニソンシンガー安月名莉子さんの1stアルバム「BLUE MOON」リード曲。
アニメタイアップでは提供曲ばかり歌ってきたけど本人作詞作曲でこれだけ書けるならアニタイでも書いて欲しいな……
アニソンシンガー冬の時代ということもあって、なかなか厳しい環境の中での叫びのような歌詞が胸を打つ。
「まだ絶対死ねない 当たり砕けたい」
「自力で這い上がるのさ」
「私が連れて行くから」
とかファンをこれでもかと煽る歌詞、最高すぎる。
まだ絶対~の部分はメロが詰まって早口気味になってるところもマジでいい。
今年はワンマンライブ行くぞ……(この記事内だけで何回言っとるねんってフレーズ)
REALiZE/LiSA
作詞:LiSA
作曲・編曲:堀江晶太
映画『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』日本語吹替版主題歌
気がついたら曲が終わっているくらい疾走感フルスロットルな曲 イントロからもう高まる感じですよね ライブも良かった Bメロでいったん緩やかになってからサビのメロディ詰め込むことで、アクセル全開になった感じがいい
青く、青く/藍井エイル
作詞:GA-HA-(藍井エイル共作)
作曲:GA-HA
編曲:永見和也
SACRA MUSICと事務所を離れることになった藍井エイルのSACRA最後のリリース曲
一応スマートぱちんこ ソードアート・オンラインのタイアップらしい。
奇しくも本人がずっと大事にしている青がテーマ
藍井エイルはアニソンシンガーでアニメタイアップの曲も凄くいいんだけど、個人的にはノンタイアップの曲が不器用な本人らしさが出ていて好き。
この曲も、理想と現実の間でもがいている感じがいい。レーベル&事務所移籍を踏まえて聴くとあまりにも真っ直ぐな強い決意を感じられる。
間奏の転調、歌声だけになるサビ、徐々に同じフレーズでもバックの演奏が盛り上がっていって最後に畳み掛ける展開、こんなん嫌いなオタクおらん!
またワンマンライブ行きたいから体と心を大事にして頑張ってくれ~!
アイドル関連
プライド・ブライト/Juice=Juice
作詞・作曲:山崎あおい
編曲:鈴木俊介
ハロー!プロジェクト所属のアイドルJuice=Juiceの17thシングル
Juice=Juice×山崎あおい=勝利、1+1=2並に自明の理なんですよね!!!!!!!
貼ったのは初披露時のライブ映像だけど歌いだしの段原瑠々さんヤバくないですか?????
声の圧がほんますごい 気づいたら刺さってる。
見所はたくさんあるけど個人的にはやっぱ3flower(有澤一華ちゃん・入江里咲ちゃん・江端妃咲ちゃんの同期3人を指します)の成長が凄まじい点を挙げたい。
歌い出しの瑠々ちゃんの次に江端妃咲ちゃん!?!?!って驚きとしっかり歌でバチバチやってるやん!ってなる感じや2番で微妙にメロが変わって盛り上がる「重力逆巻く~」パートで植村あかりさんと最高のパートを歌い上げる有澤一華ちゃん、そして入江里咲ちゃんの曲のラストを〆る「プライド」の力強い声と不敵な笑み……!!!!!
経験を積んだオリジナルメンバーが続々と抜けていく時期に加入したから、比較されて大変だったろうに……
どれほどまで真摯に努力を重ねてきたんだと思わせてくれるパフォーマンスを見せられておじさんはもう語彙がなくなってしまうくらい驚きました!!!!
そして年齢の割にしっかりとキャリアを重ねてきてもはや貫禄さえ出てきているゆめりあい(工藤由愛・松永里愛ちゃんのコンビ)とか、自分のパートでしっかりと魅せてくれる井上玲音さんとか、ダンス最高なさくりんご(石山咲良ちゃん・遠藤彩加里ちゃんのコンビ)とか……
とにかくもう今のJuice=Juice最高なのでみんな現場にきてください!!!!!!!!!!!!!!!!!
求めよ…運命の旅人算/BEYOOOOONDS
作詞 : 児玉雨子
作曲・編曲:星部ショウ
ハロー!プロジェクト所属のアイドルBEYOOOOONDSの4thシングル
この曲はとにかくメロディが最高。明るいのにどこか泣けてくる……
ビヨはみんな歌が上手いけど曲がコミカルすぎてなかなか繰り返し聴いてなかったんだけど、この曲はコミカルさが程よくて死ぬほどリピートしてた気がする。
プラマイパラッパーで声出すとことかクラップが要所要所で入るのも盛り上がれて最高にいい!
あと2:55~の西田汐里ちゃんのホイッスルボイス、最高すぎません!? 本人の笑顔も相まって最高ですぎてオタク特有キモスマイルになっちゃう。
佐野夏水さんという信頼できるスタイリストさんが選んだ衣装も最高にかわいい。 (ハロプロ関連だと他にはOCHA NORMA『お祭りデビューだぜ!』の衣装とか担当されてます。)
カーキ・暗めのベージュ主体の衣装にメンバーカラー合わせるとかセンスない人間がやったら大事故必至なののに、こんなにみんな可愛いの最高すぎる。
行かなくちゃ/竹内朱莉(アンジュルム)
作詞・作曲:堂島孝平
編曲:炭竃智弘
ハロー!プロジェクト所属のアイドル アンジュルムの2代目リーダー竹内朱莉さんの卒業ソロ曲。
堂島孝平さんいい曲をありがとうございます……!!!
まさか坂本真綾さん界隈でお世話になっていた方が同じようにハロプロ(というかアンジュルム)にハマって楽曲提供までするんだから面白い!
曲はというと疾走感のある切ないメロディが本当に良い 竹内朱莉さんが走りながら去っていく情景が浮かんでくる。
「愛しくて離れがたいのは 心を尽くしてきたから」というフレーズが最高に好きなんだけど15年アイドルをやり切った人だからこそ 心を尽くしたって言葉の重みが伝わってくるんですよね……
Cメロの本人の雅号『煌舞』と名前をかけ合わせた「灯し続けた小さな明かりは」「煌めきだして 舞い上がっていくよ 道を照らす」って歌詞はファンとしての視点を持つ堂島孝平さんだから書けた歌詞だよなぁ
作詞って語彙力もそうだけど平易な言葉を組み合わせて、そこにあるけれどうまく言葉に出来ないことを表現するかが肝だと勝手に考えているのでその点でいけばこの曲はほんま完璧です。
他にも練習し続けた日々を「何度も踊ってた 鏡の自分と」って表現するところも好きです……
卒業ソロ曲が良ければ良いほど卒コン以外で聴く機会がないのが辛い!
裸の"Mew"/小片リサ
作詞:大森祥子
作曲:Funk Uchino・Erik Lidbom
編曲:Erik Lidbom
今回ピックアップした曲の中で唯一サブスクも視聴動画もない曲。
そういうところですよアップフロントさん……(ハロヲタ以外の方に説明するとハロー!プロジェクト関連の事務所です。)
だけどこの曲がめっちゃいいのよ!!!!!!!!!!!
気持ちを抑え込んでしまっていたことを「私は不実でした」って表現する悲しいフレーズが透き通った声と相まって、胸に迫ってくる。
小片さんは本当に自分の魅せ方が上手い。 2番サビ終わりの「けど思い出で会う君はいつも笑ってる ずるいな、もう」の部分、語尾でうっすらエッジボイスがかかるのが好きすぎる~~~~~!!!!!!
シンプルな曲だけど凄く質の良い曲と繊細な歌声でニュアンスをつけられるの小片リサさんの相性が最高すぎる……
小片リサさんの曲はハロヲタだけじゃなくてウィスパー系の声質、メロディに対して繊細にニュアンスをつけられる歌手が好きな人は絶対刺さると思うので、是非この曲とか「どっち」とか聴いて欲しいですね!
今年は絶対ワンマンライブいきます!!!!
ラストノートしか知らない/=LOVE
作詞:指原莉乃
作曲:塚田耕平
編曲:湯浅 篤
「ズルいね ズルいよ」「あの子コンプレックス」とかから思ってたけど指原莉乃の描く報われない女子の歌詞好きすぎる
「メッセージ 右側傾く」←これだけで自分がLINE送ってばっかりで相手からはあんまり返ってこないのが表現されてて膝を打った。
きあらちゃん、そんな男はやめておきな!
身も蓋もない言い方をすると夜しか会えない関係=……ってのを香水のラストノートしか知らないって叙情的に表現出来る指原莉乃の歌詞本当にいいよね……
秋元康に変わって48G、坂道、ホワイトスコーピオン、22/7……etcの恋愛系の曲全部お前が書いてくれ!!!!!!!!!!
そしてあの子コンプレックスの「知らないバニラが香ったとき 魔法が解けてく」って歌詞でも感じたけど
女性の方が、こういう五感を使って相手のことを察すると能力に長けてるんだろうなと思えて男からしたら怖いね!
作曲の塚田耕平さんと=LOVEの組み合わせも強いよな~~~~
FANFARE/INI
作詞:CHAKUN(VILLAINX)・ELLUII(VILLAINX)・J6(VILLAINX)・Toru Ishikawa・YHANAEL
作曲・編曲:CHAKUN (VILLAINX)・ELLUII (VILLAINX)・J6 (VILLAINX)・1LLEVEN (VILLAINX)
PRODUCE101 SEASON2から誕生した男性グループ。
日プ女子を見てたから過去の番組で誕生したグループも聴くか~って色々聴いた中で一番いいなと思ったのがこの曲。
ギターリフの感じとかサウンドがわりかしJ-POPよりの曲で好き!だけど踊りたくなるリズムはやっぱ根底にK-POPがあるんだな~
3分ほどの曲とは思えないほど目まぐるしい曲構成なのも印象的
サビ(0:48~)の西洸人くんのミリタリーっぽい衣装でのダンスかっこヨ~
藤牧京介くんの歌声と池崎理人くんのラップもすき
ME:Iのお兄さんグループなのでJO1含めしっかり勉強します!
その他
キリエ・憐れみの賛歌/Kyrie(アイナ・ジ・エンド)
作詞・作曲・編曲:小林武史
映画「キリエのうた」主題歌
本人主演作品の主題歌
Salyuを通ってきているのでコバタケサウンドには抗えない……。
ザラつきのあるアイナ・ジ・エンドの声と、綺麗なストリングスが混じりあってほんま良い曲。
アイナ・ジ・エンドはBiSHのイメージが強いから叫ぶように歌うイメージだったけど、この曲は訥々と歌ってるのが印象的。声で曲に陰影を付けるのが上手いのか!と今までのイメージが良い意味で変わった。
メロディ・歌い方がゆったりとしているのに対して、後ろで鳴ってるドラムがマーチのリズムなのが、前に進もうとしている心の移り変わりを表現してるのかなと思えて好き。
Cメロの「歩き出しても~」の部分でF→E♭に転調して曲全体の雰囲気が一気に変わるところも歌詞と噛み合ってて凄くいい。サウンド的にも2番から徐々に盛り上がってきてここで爆発する感じで、こういうのはやっぱ作詞作曲編曲一人で出来る人の強みだよなぁ。
というわけで個人的に良かった2023年の楽曲たちでした。
2024年も最高な曲に出会えるといいな!!!
そして去年はあんまり声優曲・J-POP方面とか聴けてなかったな~と振り返りながら思ったのできちんとdigる一年にしたいですね~
色々な現場に顔出すと思うので被ったときはご挨拶させてください!
そして人の感想見るの大好きマンなのでみなさんの良かった曲とかコンテンツも是非教えてくださいね!
ちなみにAIにこの記事のタイトル考えさせたらこんな感じでした
そそられなさすぎる~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おわり