2020年、個人的に良かった声優曲TOP10(11)
いや~、2020年は色々ありましたね。
ライブに行って、人と飲んでってのが生きがいの人間にはなかなか辛い一年でした。
そんな中でもリリースされる素晴らしい声優ソングの数々。
そこで今年の個人的TOP10を考えたので書いていくぞ~というのが今回のブログ。
アーティスト被りなしってくらいがルールかな?とにかく書いていくぜ~~~!!!
……ここで重大な事実が判明。
T O P 1 0 と 言 い な が ら 1 1 曲 分 感 想 書 い て る
……というわけで2020年声優曲TOP11は↓こちら↓(強引に進める)
- シャイノグラフィ/SHINY COLORS
- みんなで!/沼倉愛美
- いつか旅に出る日/坂本真綾
- jelly fish/釘宮理恵
- いつだって僕らは/ノクチル
- 瀬戸際/早見沙織
- La La Love Call/田村ゆかり
- 夜とワンダーランド/石原夏織
- アンチテーゼ/夏川椎菜
- 記憶/イヤホンズ
- Sunny Sunny Girl◎/熊田茜音
シャイノグラフィ/SHINY COLORS
THE IDOLM@STER SHINY COLORS、通称シャニマスの全体曲。
シャニマス君は絵が綺麗だなぁぐらいの印象しかなかったんですけど友人のチエルアルコおじさんに「さんだーは絶対シャニマス好きだと思うよ」って勧められて始めました。
樋口円香……!!!!!!(あっさり沼に落ちる)
そうやってシャニマスにハマったので当然曲を漁る。
今回挙げたシャイノグラフィは2周年記念の曲らしい。
これがまぁいい!!歌詞と曲とが相乗効果でその良さを何倍にもしている。
なんでこんなに良く感じるんだろうと思って簡単に耳コピしてみた。
出だしからBメロまではB♭キー、サビで転調してD♭でええんかな。(この部分に限らずクソ雑魚耳なので間違ってても許して)
んでもってBメロの「君が見るこの背中につ<ば>さが見えるように」というパート。この<ば>の部分が最高なんですよね。
コードとメロディのみ。↑の5~6秒のとこですね。
サブドミナントマイナーであるE♭mを鳴らすことで、本来B♭スケール外の音であるF#がメロディに来ても悪目立ちせず、だけど少し雰囲気が違ってキュンとする、そんな感じを醸し出してる~~~~!!!!好きすぎる。
Bメロ終わりもいい。転調先(D♭キー)のVであるA♭で終わることで飛び立つ感&自然な転調になるの最高じゃない??
んで、Cメロ(サビ)も素晴らしい。
同音連打しつつ、順次進行で徐々に上がっていくメロディ。
こんなん曲作ってたら逆に不安にならへん???もうちょっとメロディ動かしたくなるやろ。というか単調に聞こえかねないこのメロディをドラムロールやらでしっかり盛り上げてそう感じさせないヒゲドライバー、すき……。そりゃ小澤亜李も嫁に出来るわ……。(ご結婚おめでとうございます)
このジワジワ上昇していくメロディに「上昇中のGradation days」って歌詞当てるのが天才過ぎる。多幸感のあるメロディ……好きすぎる……。
Cメロ(サビ)は歌詞も本当にいいんだよなぁ。
「不可能から可能性に」っていう不可能⇔可能って対比じゃなく、可能性っていうのめちゃくちゃ良くない? 本来なら0と100で対比するところを0⇔1で対比してるというか。
そして何より2番Cメロ(サビ)の歌詞が白眉の出来。
「パステルよりも繊細で モノクロームより純粋で プリズムより多彩で 世界に希望を見せたい シャボン玉色の夢は眠らない」
どうやったらこんなに美しい歌詞が思い浮かぶんだ????????古屋真~~~~~~!!!!!!!!
ここの部分は本当に好きすぎて聞いてて毎回泣きそうになっちゃうんだよな……。
それと、シャボン玉が虹色に見えるのってシャボン玉の膜の表側で反射してくる光と、一度シャボン玉膜の中に入って、膜の裏側で反射してくる光とが強まったり弱まったりと互いに干渉しあうからなんですよね。
この干渉ってのがアイドル同士で切磋琢磨してる感が出ててうわ~~~~~~~!!!!ってなっちゃうんですよ。
しかもシャボン玉の膜が厚いと虹色じゃなくて透明になっちゃう。つまり割れやすいものほど鮮やかな色を放つんです。これがアイドルという職業の儚さと美しさを感じさせてくれる……。
こんな歌詞を書ける作詞家って化け物みたいな言語センスだよな……。詞に限らず、素晴らしい作品を生み出す人は世界がどんな風に見えてるんだろうなって常々思う。
とにかくメロディ、コード、サウンド、歌詞すべてが渾然一体となったシャイノグラフィは最高なのでみんな聞いてくれ。
2ndライブは坂本真綾さん横浜アリーナと被っちゃったから行けないけど、3rdツアーのどこかで生で聞きたいよぉ……。
みんなで!/沼倉愛美
作詞:沼倉愛美 作曲・編曲WEST GROUND、ZAI-ON
歌手活動休止に伴って出したベストに収録された新曲。つまりアーティスト沼倉愛美として最後の曲。最後の曲もやっぱりめちゃくちゃ出来がいい!
力強くて疾走感のあるロックで、本人作詞ということもあって歌詞が泣ける。
初めて聞いたとき、まるで沼倉愛美さんの約3年間のアーティスト活動みたいだなって思った。
アニサマでのデビュー曲披露、名盤と胸を張って言える2枚のオリジナルアルバム、どうしてこれがシングルにならないのか?と思わず言いたくなるくらい魅力的なカップリング曲たち、ファンが全力で楽しむ空気でありながら度が過ぎた騒ぎ方をしない最高のオルスタライブ現場。最高に笑えた2回のファンクラブイベント。思い出が走馬灯のように駆け巡った。
沼倉愛美さんの魅力ってなんだろうな~、って考えたときに浮かんだのが「潔さ」だった。
ライブパンフレットでも語られてたけど、まだアーティスト活動を続ける選択肢はあったらしいけどその中で、自分でアーティスト活動終了という道を選んだらしいのも、なんからしいな~って思った。
あと、凄く魅力的だったのがバンドメンバーとの関係性!
東名阪ツアー2回と2回のファンクラブイベント、ラストライブっていう両手の指で足りる数のライブしかやってないのに、ただのバックバンドじゃなく、沼倉愛美さん含めて一つのバンドみたいだなって感じるくらいに息が合ってたと思う。
このみんなで!のMVにもバンドメンバーがこれでもか!ってくらい映ってる。こういうのって声優のMVでは結構少ないよね?(自分が知らないだけの可能性が高い)
でもこれがすんげぇ良くて泣けちゃうんだ。
あとCメロが「僕のすべてをかけて 命を燃やしたんだ」ってフレーズから始まるんですけど、この「僕の」って部分が沼倉愛美さんの歌声のみで「すべて」のところで楽器が一斉に鳴り出すんですよ!これがまた沼倉愛美さんとバンドの関係性みたいで泣ける……。
活動休止は悲しい。だけど、いつの間にかフェードアウトしちゃうというか、どうなったのかファンが知らない間に契約終了してたりする人が多い中で、ベスト盤のリリース&ファイナルライブがあったことはファンにとって幸せだったなって思う。
どのライブも見落とさない、忘れないって思って見てはいるんだけど、やっぱりこれが最後だってわかってて見るライブは、鮮烈に脳に焼き付いた。
もう活動休止してしまったけれど、こんなに素晴らしい声優アーティストがいたんだってことを知って欲しいので是非、ベスト盤を聞いてほしい。
沼倉愛美さん、ありがとうございました!
いつか旅に出る日/坂本真綾
作詞・作曲:坂本真綾 編曲:河野伸
中学生の時に好きになって応援し続けてもう17年くらい?の坂本真綾さん。
いや~~~どの曲にするか本当に悩んだ!!
躍動や独白はもちろん、配信シングルのクローバー、ベストに収録されたNegiccoへの提供曲をセルフカバーした「私へ」。この辺りで悩んだ。
でも、コロナ禍で久々に参加できたライブで聞けたこと、リリースされてから歌詞を噛みしめて聞いた結果、2020年に聞けたことに大きな意味があったなと感じたのでこの曲を選んだ。
シンプルなピアノと坂本真綾さんの透明でありながら広がりのある声が素晴らしい。坂本真綾さんの低音がめちゃくちゃ好きなんですよね。この曲だとAメロの入り「城壁から~朝日を浴びて光ってた」の部分が最高。
坂本真綾さんはクロアチアのドゥブロヴニクで見た朝日がとても美しくて、それを思い出して書いたと、MCで話してた。
ドゥブロヴニクってのはユーゴスラビア崩壊に伴う紛争戦火に見舞われた街だけど、現在は観光都市として、こんなにも美しい朝日を見せてくれるということに感動したこと、それが今の状況に繋がるんじゃないかとメッセージを込めたとも。
やっぱり誰しも経験のしたことのないこのコロナ禍という状況の中で、自分なりに考えたことを歌に込めるって、これこそアーティストだよなぁって感じたというか。うまく言えないんだけど、この人を応援してて良かったなって改めて思った。
柔らかで、でも確かに明日の希望を感じさせてくれるこの曲を是非聞いてくれ~。
そんな坂本真綾さんは先日行ったアコースティックライブの配信を1/9(土)~1/15(金)まで行っているので是非興味のある人は見てね!!!!!
もしくは3/20(土)、3/21(日)に行われる25周年記念ライブ@横浜アリーナに来てくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
jelly fish/釘宮理恵
作詞:lotta 作曲・編曲:長田直之
釘宮病という言葉を覚えているだろうか。
「あぁ、そんなのあったねw 俺も昔そうだったわww」
ってオタクは今すぐ聞け。新型釘宮病になる。
なんて冗談はさておき。
小刻みに奏でられるピアノの伴奏でまるでゆらゆらした水の中にいる気分にさせてくれるところに、優しくて甘い釘宮理恵さんの声が聴覚を刺激してくる。
「ふわふわふわり ふわわ」
サビのこのフレーズで脳が徐々に溶けていくような感覚になっちゃう。気がついたらずっとリピートしてる感じ。
凄く音が映像的というか、イントロのシンセの音は水面に浮き上がっていく気泡みたいだな~とか、フレーズの隙間に入ってくるグロッケンやベルの音は水中の何かに陽が当たってキラキラしてる様だな~とか聞いててぼんやり思ったんだよな。サウンド全体で海を作ってるとでも言えばいいのかな~。
ずっと聞いてるとまるで水中を漂うかのように、いい意味で思考が緩んでくる良曲。
いつだって僕らは/ノクチル
作詞・作曲・編曲:秋浦智裕(onetrap)
シャイノグラフィ入れちゃったし、シャニマスからはどうするかな~って悩んだんだけど、あっちは全体曲でこっちはユニット曲だし、何よりやっぱいい曲だったので。
この曲を歌っているノクチルというユニットはアイマスの中では結構異色な感じがする。(デレミリSideMは軽くしかプレイしてないから間違ってるかもしれない)
基本的にトップアイドルを目指す子が多い中、ノクチルは違う。幼なじみ4人のユニットで4人でいられたらそれでいいみたいな感じ。この曲は一聴した感じだとガールズバンド感あるんだけど、幼なじみが集まったってのもなんかバンドっぽくない?
シャニマスで実装されたユニットのストーリー(天塵&海に出る海へ出るつもりじゃなかったし)も、まだアイドルに対しての自覚が萌芽したぐらい。
でも、そんな未熟な感じというか青臭さが凄く魅力的なんだよね~~~。
この曲はその瑞々しさが存分に詰め込まれた感じに聞こえる。
作詞作曲編曲してる秋浦智裕さんは中島愛さんの「ワタシノセカイ」でも思ったけど切ない疾走感のある曲が得意なんかな~。個人的にめちゃくちゃ好きなんですよね。下地紫野さんの「せかいが終わるまえに」とか。
まぁそのへんはさておき、イベントストーリーだけ追ってるとこんなキラキラした曲を歌うユニット?って思ったりもするんだけど、最終的にこの曲へ辿り着くんだと思うと楽しみというか、ノクチル~~~!!!!樋口円香~~~~!!!ってなる。(語彙力消失)
あと歌声の相性もいいよな~って思う。
浅倉透役の和久井優さんはキャラの名前のように澄んだ声だし、福丸小糸役の田嶌紗蘭さんは小糸の実直かつ健気な歌声、市川雛菜役の岡咲美保さんはのど自慢で賞とっただけあってキャラ声でも埋もれず、曲のメインになってるし。
その中でも一番好きなのが推しということを抜きにしても樋口円香役の土屋李央さんの歌声。こういう憂いのある声めちゃくちゃ好きなんだよね~~~~。(ソロ曲の夢見鳥のフルも楽しみ)
なんにせよユニットのテーマに「さよなら、透明だった僕たち」とあるように、何者でもなかった、ただの幼馴染だった彼女たちがユニット、ひいてはアイドルに向き合うようになっていくんだなぁと思いながら聞くこの曲は最高。シャニマス知らない人だとどんな感じに聞こえるんかな~。
瀬戸際/早見沙織
9月発売の本人自作曲のみで集めたミニアルバム「GARDEN」に収録。
早見沙織もいい曲が多くて色々と悩んだ。
具体的には3月発売の提供曲オンリーのミニアルバム「シスターシティーズ」収録のyoso、遊泳とか。
これも歌詞と曲がお互いを引き立て合ってるいい曲なんですわ。
イントロのハネるピアノにMoog系っぽいシンセが混ざり合ってるムーディーな雰囲気。もうこの時点で好き~~~~ってなっちゃうよね。早見沙織さんはジャズボーカルを学んでいたってこともあってこういう曲を歌い上げるのが様になるよな~。
早見沙織さんの歌声の好きなところは、音階を移動するときに、アタックを調整できるというか、カーンとまっすぐ次の音に当てることもできるし、なだらかな曲線を描くように次の音に移動することも出来るところ。単純に十二の音階だけじゃなくて小数点的な音を表現出来るとでも言えば良いのかな。
まぁ言いたいのはとにかく歌が上手いっていうことですわ!(オタクには周知の事実)
この曲だとCメロ(サビ)の始まりに高い音へ入ってから急激に低く落ちていくところが好き。燕が滑空するみたいなイメージ。低音の響きもめちゃくちゃ好きなんだよね。
曲を歌詞を見ると、友人の好きな人に横恋慕してるってシチュエーション的なのかな。
Bメロ終わりが1番は「貴方に近づきたい」、2番は「貴方に近づけない」と葛藤してるのが伝わってくる。こういう心が揺らいでいる瞬間を切り取った歌詞って好き。
そして最後のCメロ(サビ)は2回繰り返すんだけどここが素晴らしいんですわ!
「もう後戻りできないの」って歌詞にもある通り、踏み出しちゃうんだけどその怒濤の三連符メロディがもうとにかく畳みかけるぜ~!!!って感じ。(伝わってくれ)
とにかく人が恋に落ちる「瀬戸際」を描いたこの名曲を聴いてくれ~~~!!!
La La Love Call/田村ゆかり
5月発売のアルバム「Candy tuft」に収録。
キング移籍後はサブスク配信されてないから(キング曲も解禁されたの最近だけど)試聴動画のリンク張ろうとしたらそれすらなかった。せめてアルバム全体の試聴動画くらいは置いといてほしいな~~~。
あと作編曲の板垣さん、48グループでお世話になってたからまさか推しに提供するんか~ってなったのも懐かしい記憶。(確かあのねLove me doだったかな?)
そして松井五郎さんも、本当に素晴らしい歌詞を書いてくださった。コロナ禍のいま、ライブを思いながらこの曲の歌詞を噛みしめるとただただ泣ける。「Yesといって かならずすぐ逢いたいな 未来は偶然じゃない」って部分が特に好き。
Candy tuftも名盤だったからどの曲にするかな~って思ったけどこれを選んだ理由は一つ。ライブ感が凄い!
ゆかりんが「最後の曲でーす!」って言った瞬間にこの曲のイントロが始まりそうとか、Bメロの絶対のコーラス部分は俺たちがコールするよな~とか、Dメロ後、サビを1フレーズ歌って、楽器が一斉に入るところで銀テープ飛びそうだな~とかそういうのがありありと想像できる感じ。あと単純になんか泣けるメロディとギターソロ。
今年は元々このアルバムを引っさげての全国20公演!のツアー予定だったけど、それがなくなっちゃったんだよね。それが延期になって大宮だったかな?だけ土日で振り替えられなかったからかわからないけど、川口の方で公演が追加されたりでなんと来年は25公演の予定に!
ゆかりんって、私何もしてな~いとか言うことが多いけど、実際はファンのために努力してるのが本人が言わなくても伝わってくる。だからこれだけファンが離れないんだよな~って常々思うんですよね。
パブリックイメージだとかわいいとか、下手したらあの年でまだあんなことやってる痛い人って感じかもしれないけど、めちゃくちゃ芯の通ったかっこいい人なんだよな。
そんな田村ゆかりさんの最高のライブ、来年にあるからみんな来ような。そしてこのLa La Love Callを聞いてみんなで泣こう!
夜とワンダーランド/石原夏織
作詞・作曲・編曲:クボナオキ
石原夏織さんの2ndアルバムWater Frontが凄く名盤だった。
前作のSunny spotも良かったから期待してたんだけどその期待にしっかり応えてくれた感じ。アルバムがいいアーティストはマジで推せるよね!
その中でもこの曲は試聴の時から「うわ、これめっちゃいいじゃん!」て思った。
なんか2000年代のアニソンっぽくて好き。半透明の世界でといいクボナオキはいい曲を書くなぁ。
Bメロの始めのにあるD#dimの響き好き好き侍。
そして2月のライブが無事に開催されますように……!
アンチテーゼ/夏川椎菜
作詞・作曲・編曲:すりぃ
1stアルバムが名盤すぎて、次に出る曲のハードルが上がりまくってた夏川椎菜さん。
そしてリリースされたアンチテーゼ……上がったハードルを易々と越えていきましたね。
音作りとかすげぇボカロっぽいと思ったんだけどやっぱボカロPの人だったね。
すりぃさんってどんな曲他に書いてるんだろう~って最初に聞いた代表曲?のジャンキーナイトタウンオーケストラ。
いやまんまアンチテーゼのイントロやん引き出し狭すぎか???って思ったんだけど夏川椎菜さんサイドからこのイントロをオマージュしてくれって依頼があったらしい。
一瞬でも濡れ衣を着せたすりぃさんには申し訳なかった。
歌詞は語感のいい単語を並べてるタイプで、個人的にこういう歌詞ってあんま刺さらんことが多いんだけど口ずさむと気持ちいいからアンチテーゼの歌詞は好き。
あと夏川椎菜さんの歌のいいな~って思うところが譜割が細かくてもはっきり歌詞が聞き取れる&感情を乗せるのがうまいところ。
この曲なんか下手な人が歌ったらメロディ追うので精一杯で平坦で聞き応えのない曲になるよな~。
夏川椎菜さんの曲を生バンドでききてぇ~~~~!!!!!ってずっと思ってたら、今回のツアーは生バンドになるって聞いて!めちゃくちゃ!楽しみにしていたのに!チケットはとれない!延期!
辛い。
是非次はもうちょっとキャパの大きいところでお願いします……。
記憶/イヤホンズ
作詞・作曲・編曲:三浦康嗣(□□□)
記憶ってものは不思議なもので、印象的な出来事であっても、覚えているのはめっちゃ些細なことだったりするよね。
祖父の葬式のとき、葬儀場の階段の一段だけ滑り止めのゴムが剥がれてたなぁとか、高校時代に部活の合宿で星を見に行ったときに寝転がった芝生が妙に湿っていたとか、大学時代に木屋町で飲み会をやったあとに人を介抱しているとき、目に入った居酒屋の看板が電気切れが近いのか妙に激しく点滅していたとか。
思い出すときも、一連のエピソードが連続的に浮かぶというというよりも妙に断片的に思い出されたり、何度も何度も同じ部分だけが浮かんだりするよね。
イヤホンズのこの「記憶」という曲はそんな記憶を思い起こさせるような曲だなぁって思った。
ノイズ、風鈴の音、入店音、クラクション、グラスに氷を入れた音などが声を主軸において曲が進んでいく。歌詞にもあるとおり「記憶のかけらが組曲のようにシンフォニーを奏でている」感じ。
何度もリピートするように好きな曲というよりは、聞いたときの衝撃が凄かったっていうのが正しいかも。
ふと思い出して聞くと、何度も聞いていてもすげぇなぁって思う素晴らしい曲。ある意味「声優曲」ってことを考えるとこれがNo.1かも。
Sunny Sunny Girl◎/熊田茜音
声優アーティストオーディション「ANISONG STARS」2017年度グランプリを受賞してデビューしたまだ若手の声優さん。
2020年声優曲TOP10を決めるためにTwitterのフォロワーさんが作ってくれた2020声優全曲リストを聞き流してたときに一聴して「あ、これめちゃくちゃ好き!」ってなった曲。
正直名前だけ聞いたことあって曲聞いたことなかったんですけど、いや~いいですね!カップリングとか含めていい曲多かった!
この曲が特にいいな~って思ったところは、Cメロ(サビ)の部分。
メロディに対して歌詞が詰め込みすぎ!ってなりかねないのに、口ずさむと気持ちいいし、それが歌詞全体の前向きな雰囲気にぴったり来る感じ。
歩きながら聞くと気持ち良く歩けるからコンビニ行くときとかに良く聞いてる。
ライブも行ってみたいな~って思った。こういう機会でもないと自分の知らないアーティストを掘ることってないから、いいアーティストと出会えて嬉しい。
以上が個人的2020年声優曲TOP11です。
TOP11に入れるか悩んだ候補曲が
Tiny Light/鬼頭明里
月夜の夢/鈴木みのり
逆さまのガウディ/厚木那奈美
カラメル/山村響
レプリカの森/今井麻美
好きだよ、好き。/DIALOGUE+
Morning grow/諏訪ななか
キミがいないクリスマスなんて/大橋彩香
Starlight Museum/水瀬いのり
辺りかな~ 、今年もいい曲多くて悩んだ~。
感想書くのって難しいけど、人の感想を見て、「こんなに楽しそうにしてるのいいな~~~!!」ってなって興味を持つタイプの人間なのでみんな良かったな~って感じたものをドンドン文章にして読ませてくれ~~~~!!!!!
もちろん俺の感想見て「こんだけ言うんやから聞いてみるか」ってなってくれたら俺は嬉しいよ。
去年は言わずもがな、今年も大変な感じになりそうですが好きなものをどんどん語ってテンションを上げていこう~って思いました。(小並感)
おわり